仕事が面白いか・面白くないか
法改正もあり、「働き方改革」という言葉を聞かない日はありません。
ただ、法的な観点でクローズアップされるのは、
・休み方
・帰り方
の観点がメインで、
・働く対象である仕事とどう向き合うか
・どうやって仕事を面白くするか
ということについては触れていません。
異動や転職で新しい仕事に就いたり、何年も同じ仕事をしていたりと人によって様々ですが、
仕事そのものに目を向けない、休む・帰るばかりの改革では、
「人生の大半を過ごす仕事という時間の在り方」は変わりません。
必死、ひたむき、耐える、に加えて
仕事観は、世代や業界、企業風土に大きく影響を受けます。
必死、ひたむき、耐える、といった姿勢は働く上で重要な要素ですし、成果を出してきた人ほどやってきた自負があると思います。
一方、それだけで乗り越えられない複雑化した社会においては、
自分の仕事に対する好奇心
仕事に対して好奇心のまなざしを向けること
が、より高い成果を健全な状態で生み出すヒントになります。
なぜなら、
好奇心のまなざしを向けることで、その仕事の自分や社会にとっての存在価値や やりがいを感じやすくなる
思考がクリエイティブになり創造的なアイデアが出やすくなる
からです。
それにより、
仕事に使う同じ時間・人生を豊かに過ごすことができる
というメリットもあります。
どうすれば仕事に好奇心のまなざしを向けることができるか
口で言うのは簡単ですが、中には難しいと感じる人もいるかも知れません。
そんな時は他人の力を利用しましょう。
仕事に熱中したり面白そうに働いている人に聞いてみてください。
何でそんなに打ち込めるのか
何でそんなに面白そうに働いているのか
その答えは、きっとあなたを刺激してくれるはずです。
そう言う相手がいない場合は、コーチングのコーチやメンター的な存在の人に話を聞いてもらいましょう。
一人で悶々と考えるのと違い、あっさりと視点が変わることでしょう。
<今日の質問>
・あなたの仕事に好奇心のまなざしを向けると、どんな風に見えてきますか?
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著者プロフィール
佐藤 春幸(さとう はるゆき)
プロコーチと人事のパラレルキャリア。コーチング・組織開発など、変化の渦中にある人と企業を支援。
米国CTI認定CPCC(プロフェッショナル・コーチ)